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2004年12月

2004年12月15日 (水)

上海リニアに乗る

上海リニアに乗りました。

リニアといっても愛知万博で走っているやつではなく、また、地下鉄や新交通システムのように車輪が付いていて、 前後へ進む駆動力だけがリニアなものでもありません。

上海リニアは、日本が何十年と研究している磁気浮上式のリニアとして、世界で始めて営業運転した路線です (日本では未だ実用化の目途すら立っていませんが・・・)。

上海浦東国際空港から上海市の龍陽路(ロンヤンルー)まで、最高時速430kmで35kmの距離を7分20秒で結びます。
ざっくり言うと、新大阪から京都ぐらい、東京から千葉ぐらいの距離。
新大阪-京都間は、新幹線だと15分かかります。


浦東空港のターミナルビル2Fからリニアの駅まで連絡橋で結ばれています。
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『磁懸浮車站(Maglev Entrance)』と案内板があるので、迷うことはありません。

駅の窓口で切符を買います。
運賃は、普通席(Economy)が片道50元、貴賓席(VIP)が100元。
今回はVIP席に乗ることにしました。
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切符売り場から自動改札機までの間で、X線で手荷物を検査されます。
飛行機に乗るのと同じ要領ですが、金属探知機やボディーチェックはありません。

ホームに降りしばらくすると、リニアが入線してきます。
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すると、そこらじゅうで記念撮影が始まり、特に先頭車両付近では人だかりができてました。
上海リニアは、T字の断面をしたレールをまたぐように走ります。
先頭の顔つきは、どことなく二足歩行ロボットの顔みたい。


ドアは外側に開き、外から内側へ押さえるようにドアが閉まります。
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よく考えると、この方法だとドアを閉めたときに車体側面の凹凸が少なくなり、空気抵抗を減らせると思います。
なぜ新幹線がこの方法を採用せず、戸袋に引き込む方法を取っているんでしょう?


浦東空港側の先頭車両1両がVIP席。
車両の運転席寄り半分が、先頭方向を向いた2×2掛けのシート。
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シートは回転しないので、浦東空港から乗ると後ろ向きになります。

車両後方は4人掛けのテーブルシート。
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シートは黄色い革製で、テーブルには黄色いスエードのクロスが掛けられています。
座席は自由席ですが、私以外誰もおらず貸切状態でした。

座席の上には読書灯と、パーサーを呼ぶボタンが付いています。
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7分そこそこの乗車時間で、果たしてこのボタンが必要になるんでしょうか?

各車両に女性パーサーが乗務していますが、VIP席の乗客は私一人なので、ずーっと見つめられしまいます・・・


普通席はこんな感じ。
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3×3の6列シート。
シート地はブルーのモケットでリクライニングはせず、肘掛けは両サイドにしかありません。

新幹線の普通席の2×3列シートではやや狭い感がありますが、こちらの6列シートは狭い感じはありません。 それだけ車幅が広いんでしょう。
こちらのシートも回転はせず、背中合わせになったり向かい合わせになったりで、変なレイアウト。


普通車では、記念撮影が続いています。
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ホームに停車している間はVIP席と普通席で行き来できますが、 発車前になると渡り戸が閉められ、VIP車両が隔離されます。
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このドアが閉められると、VIP席から普通席へは行けますが、普通席からVIP席へは行けなくなります。
普通席の乗客がVIP席に入ってこないようにしているんでしょう。


さて、いよいよ出発です。
ドアが閉められると 『ふわ~ん』とした感触があり、車両が浮き上がります。

通路の上には、現在時刻と速度を表示する電光板があります。
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9時00分00秒 出発 (写真は1秒経ってますが・・・)

43秒で時速100kmまで加速。
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音は静かで、揺れもほとんどありません。

1分26秒後、時速200km。
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少し揺れますが、全然快適。

2分3秒後、時速290km。
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飛行機が離陸する速度を超えましたが、加速は全く衰えず、ぐんぐんスピードを上げていきます。

その7秒後、すでに時速300kmを超え新幹線より速くなります。
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新幹線が300kmで走っている時よりも、静かで揺れも少ないですね。
ここからは、地上を走る乗り物で未知の速さになります。

発車して3分で時速400kmに到達。
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凄まじい加速力。
さすがに「ゴォー」という風切り音と揺れが大きくなってきました。
ここから少し加速が弱くなってきます。

3分23秒後、最高時速の431kmに到達。
営業運転での世界最高速度です。
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窓の外の景色がすごい速さで流れていきます。
とにかく速い!


しかし、所要時間が7分強の行程、430kmになってから20~30秒後に減速が始まってしまいます。

時速300kmまで減速すると、新幹線の最高速度であるはずなのにとても遅く感じます。

発車して7分24秒後、龍陽路駅に到着。
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龍陽路駅周辺はまだ開発されたばかりのようで、表側は新しいマンションとお店が並んでいますが、一歩入った裏側は古い下町のような雰囲気。
上海の中心部からはまだ外れているので、市内へはここからタクシーか地下鉄に乗り換えます。

浦東空港からタクシーだと1時間、約100元掛かるので、1~2人で行くならリニアの方がいいですね。
3人以上だとタクシーを相乗りした方が安いけど・・・

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2004年12月14日 (火)

中国でねずみとりに遭う

揚州での仕事を済ませ、上海へ戻ります。

帰りは前日の濃霧はどこへやら、快調に高速道路を走ってました。



ところが!



ある料金所で、私たちが乗った車が警官に止められてしまいました。
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どうやらスピード違反の取締りをやっていたらしく、料金所の手前で「ねずみとり」をしていたようです・・・
(中国では当然「ねずみとり」とは言わない)
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30キロオーバーで罰金120元。
この取締りは罰金目当てで、ボーナス時期の頃は特に増えるそうです。

ねずみとりに遭った同士たち。
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今日は大繁盛のようです・・・

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2004年12月13日 (月)

濃霧で足止めを喰らう

実は、昨日から中国に出張してます。

この時期の上海は毎日のように霧が出るらしいのですが、今日はその霧のおかげで大変な一日でした・・・


霧の話の前に、今回の機内食。
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エコノミーなので弁当風の食事です。
しかし、さすがは日本の航空会社。メインの料理はあったかい。
ちなみに左上にある冷たいソバは定番のようで、冬でも冷たいソバが出ました。


上海から揚州まで車で移動します。
今回はいつものセドリックではなく、シボレーのSUV、中国名「開拓者」。
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揚州へは何回か通っているので、所要時間も道中何があるのかもだいたいわかるようになり、 今回もいつものように行けると思ってました。


が!


そうは問屋が卸さなかった・・・


私が上海に着く前日、大規模な濃霧が発生し、新聞には空港は閉鎖、高速道路も通行止め、鉄道も運休、交通機関はマヒ、なんて記事が並んでいます。

「へぇ~大変だったんですね~」なんて、まるで他人事のような会話をしながら、車は高速道路に入ります。

ところが、上海市中心部から郊外へ出て行くとだんだん霧が出てきて、 ほんの1時間ほど走った頃にはほとんど視界がゼロになり、何にも見えない状態となりました!
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さすがは中国! こんな何にも見えない状態でも、みんなお構いなしに普段どおり飛ばしていきます。
いつ事故が起きてもおかしくありません。

すると、何の前触れもなく道を塞いでいるパトカーが視界に入り、急ブレーーーキ!
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視界が利かない中こんな止まり方をして、よく突っ込まれないもんだと感心するわ・・・

行く手を阻まれた人たちは、車から降りてパトカーに詰め寄り、何があったのか、めいめいが警官に聞いています。
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どうやらこの先は濃霧で通行止めになったので、こうやって"封鎖"しているようです。

にしても、何にもない高速道路のド真ん中にパトカー止めて通行止めにするなよ!

このまま何もない車中で2時間が過ぎたのでした・・・

ようやく霧が晴れ、通行止めが解除になった頃にはもうお昼。
本当は揚州でお昼を食べる予定だったのに・・・

仕方がないので「新橋服務区(サービスエリア)」で昼食にしました。
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ところがサービスエリアの中は、食事をしようとする人で大混雑。
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ここでは、最初に食券を買い、カフェテリア方式で好きな料理を取っていきます。

行列の最後尾に並びましたが、ここはもう戦場の様相。

中国人は基本的に、見ず知らずの人とゆずりあうことをしません。
自分の前には、何人たりとも入れることを許しません。
そのくせ、わずかなすき間を見つけたら割り込んでやろうと、虎視眈々と狙っています。

だから並んでいる時は、前の人との間隔をほとんど開けず、まるで前の人の背中に張り付いてるみたい。

「自分さえ良ければそれでいい」

そんな気質を感じました。

もしこの場におっとりとした性格の日本人が並んだとしたら、ここで夕食を食べる羽目になるでしょう!


こうして、ようやくありつけた昼食。
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左上から、ごぼうらしき炒め物、豆もやしの炒め物、白身魚の煮た物、何の肉かわからないハンバーグ、それとデザートにみかん1個。
ご飯はまるで仏壇にお供えするようなてんこ盛り。
これで20元(約260円)です。

しかもこのみかん、真ん中に指を突き刺した穴があいてます(爆)
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お腹がいっぱいになったところで、車も給油。
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値段表を見ると・・・
90汽油(レギュラー):3.42元/L
93汽油(ここでのハイオク):3.63元/L
0柴油(軽油):3.55元/L
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やはり中国でも燃料はすごく値上がりしています。

結局、予定の6時間遅れで揚州に到着・・・
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時、すでに夕刻。

すんげ~疲れた・・・

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2004年12月10日 (金)

デジカメ買いました

デジカメを買いました。

今使っているFINEPIXが壊れたとか大きな不満があった訳ではなく、機能的には今でも大変満足しています。
ただ、ひとつだけ困ったことが。

FINEPIXは起動時にシャッターカバーが開きレンズが伸びるんですが、この時、「カシャ、ウィーーン」という作動音が結構うるさいんです。

海外出張では車の後部座席から街の写真を撮ってますが、カメラ起動時の音が大きいので、運転手が一体後ろで何をやっとるんだ?と気にしてしまいます。

カメラを買ったときは、このデモンストレーションのような動きが良かったけど、いかんせんこのせいで電源を入れてから撮影可能になるまで2~3秒かかってしまい、「あっ!」と思ってから立ち上がるまでにシャッターチャンスを逃しちゃったり・・・なんてことも。

なので、起動が早くて静かに立ち上がるやつが欲しいと思うようになりました。

そんな時、この前の関西オフミで、参加のみなさんがお持ちのいろんなデジカメを触る機会があり、大きさ、重さ、シャッターレスポンス、液晶画面の見易さ、手とのなじみやすさなどなど吟味させていただきました。

その結果、サイバーショットT3を買いました。
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まだちゃんと使ってないから使用感はわからないけど、起動は早いし静かだし、とりあえず小さく軽いのはいい感じ。
不満といえばSONY製ということかな(笑)

来週の中国出張に持って行きます。

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