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2007年9月20日 (木)

スターフライヤーに乗りました

9月14日に関空に就航したばかりのスターフライヤーに乗ってみました。

2006年3月に、北九州~羽田に就航した新しい航空会社ですが、黒い機体に豪華な内装で有名です。
今回は、関空就航記念で8,000円(空港税込)で乗れるというので、出張の往路に使ってみました。

関空2F、国内線出発カウンター中ほどに、イメージカラーの黒白にまとめられたスターフライヤーのカウンターがあります。
カウンター手前に黒いじゅうたんも敷かれており、すでにここから豪華な雰囲気が漂っています。
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ネットで予約してクレジット決済したので、搭乗券の受け取りには航空券の代わりにクレジットカードを提示します。
JAL-JGCカードですが・・・(笑)

ネットで決済するとさらにチケットレス割引が適用され、7,850円になりました。
搭乗券には「全日空航空券」と印刷されており、JALの搭乗券よりも短いANAサイズです。
発券システムに全日空のものを使っているためだそうです。
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でも、裏面はちゃんとスターフライヤーでした。
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SFJ20便は17番ゲートです。
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チェックインカウンターで搭乗券を渡されたとき、

「17番ゲートは遠いので早めに向かってください」

と言われたのですが・・・

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ホンマ、遠いわ!
目指す17番ゲートは、ず~っと先。
一番端が16番なので、ほとんど突き当たりまで行かなければならないようです・・・

保安ゲートからダッシュ!なんてことになったら大変ですので、早めに向かいましょう。

とぼとぼ歩いて、ようやく黒い機体が見えてきました。
国内ではあまりない、エアバスA320です。
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黒い機体から生える尾翼は、左右で塗色が違っています。
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窓越しに外を見てたら、スターフライヤーの黒い尾翼の向こうから、似たような黒い尾翼の飛行機がやってきました。

「はて、何だろう?」と見てると、スターアライアンス塗装のANA機でした。
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機内に入ると、革のにおいが漂っています。
黒い本革張りのシートはほどよい硬さで、デスクチェアーみたいな座り心地。
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写るんですで撮ったので、手振れしてます(^^;
ヘッドレストは高さ調整ができ、左右を折りたためば頭をしっかりホールドしてくれるので、居眠りしても隣の人にコックリしてしまうことはありません。

機内は満席で、カメラを取り出している乗客もちらほら居てました。
CAの制服はパンツスーツで、シャープな印象を受けます。
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身長185cmの私は、エコノミー席に座ると間違いなく前のシートにひざが当たるのですが、スターフライヤーはシート間隔が広いので前席との間に余裕があります。

座席の広さはエコノミー以上、クラスJ以下といった感じです。
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A320は、ひじ掛けと壁との間隔が少し広いので、窓際は横方向にも少し広くなります。
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まるで国際線のような個人用モニターと、カップホルダー、コートフックを装備。
カップホルダーは、ドリンクサービスの時にいちいちテーブルを出さなくてもいいので、意外と便利。

足を組んでドリンクを飲んでも、テーブルが邪魔になりません。
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高さ調整ができるフットレストは、表面が凸凹状のローラーになっていて足裏のツボを刺激します。
すんげ~気持ちいいです。
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3列シートの真ん中の座席は、背もたれを前に倒せばテーブルになります。
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シートバックテーブルはやや奥行きがなく、細長い感じです。
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さらに、各席足元にパソコン用電源もあります。
携帯電話用の充電器も貸してくれるそうなので、電源を切っている飛行中に充電することもできます。
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シートポケットには機内設備の案内を載せた小冊子がありますが、表紙は白基調でおしゃれ。
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さらに裏表紙は女性の横顔の白黒写真で、まるで広告みたいです。とても”機内ご案内”には見えません。
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さらに、シートポケットとは別の場所に、機内での注意事項や非常口などが書かれた「安全のしおり」があります。
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普通は、1枚ペラの厚紙ですが、これは小さく折りたたまれています。
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国内線普通席のイヤホンは、聴診器みたいな空気式が多くチューブが折れ曲がると聞こえませんが、こちらは”普通のイヤホン”である電気式。
機内に乗り込むとき、CAが入り口で配っています。
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液晶モニターは、コントローラーではなくタッチパネルで操作します。
チャンネルの切り換えは、画面左側のメニューをタッチします。
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個人的にうれしいのが飛行マップです。今まで飛んできたルートも表示されます。
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しかも、このマップの質感がすこぶる良くて、ドットの細かい衛星写真に適したフォントを使って地名を表示しています。
やけに文字だけデカイ普通のマップとは大違いです。

こんなところまで上質にこだわってるんですかね?
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音楽や映画も充実していて、1時間のフライトにはもったいないくらい。
てか、実質、モニターで映画を鑑賞できるのは40分ほどなので、片道で映画1本観ることはできないでしょう。
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機内サービスでは、自慢のTULLY'Sのコーヒーをいただききました。
コーヒーを頼むと、ビターチョコも付いてます。
おいしいコーヒーに甘いチョコレートを堪能しました。
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ちなみに、このチョコレートは森永製。
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そうこうしてるうちに、羽田に着いてしまいました。
羽田では、第1ターミナルの最果て、1番スポットに入るので、誘導路を延々タキシングします。
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ようやく、一番端っこの1番ゲートに降り立ちました。
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ところで、羽田に着陸する前、高度を下げていく間に、当然シートベルト着用サインが点灯します。
ところが今回は、いつまでたってもサインが出ません。
結局、ベルト着用サインが出ないまま着陸してしまいました。

着陸すると、「当機はただいま東京国際空港に着陸いたしました」とアナウンスが流れます。
続いて、「飛行機が完全に停止し、ベルト着用サインが消えるまで、お席をお立ちにならないでください」と流れますが、サインは消えています。
ここでようやくサインが点いていないことに気が付いたんでしょうか、「ポーン」という音とともにベルト着用サインが点灯しました。

「遅いわ!」と突っ込んだのは、私だけではないはず?!

アナウンスといえば、離陸前に流れる非常用設備のご案内。
JALやANAでは女性の声が流れますが、スターフライヤーでは男性の声。
しかも、かなりオットコマエな声なんです。

あとでこの声の主を調べたら、子安武人氏でした。
頭文字Dの高橋涼介が非常用設備の案内をしてるなんて、想像するとちょっと面白いです。


さてさて、スターフライヤーは新しい航空会社とあって、個性的な特徴を前面に出していて、それがたいへん魅力的です。
黒を基調にして豪華さを売りにしていますが、それは単に設備面の豪華さだけではなく、雰囲気を含めたトータルな豪華さを提供しビジネスマンのニーズに応えていると思います。
国内線にはもったいないですね。

さらに豪華なだけではなく、運賃も大手2社より安くなっているのも見逃せません。
大手の東京-大阪便の普通運賃は2万円を越えてしまうので、はっきり言って普通運賃では乗れません。
2万円出すなら、新幹線のグリーン車を選んでもまだお釣りが出ます。
その点スターフライヤーの普通運賃は、新幹線のグリーン車よりは安くなっています。
もちろん割引運賃を利用すれば、新幹線に対抗できるくらいに安くなります。
今回は特別安く乗れましたが・・・

ただ、ターミナルから搭乗ゲートまで遠いのは、ビジネス客には不利かもしれません。
関空しかり羽田しかり、一番端の搭乗ゲートを使わされています。
特に到着後、乗り換えまでの時間が余計に掛かるのは厄介です。

どこの世界も新参者は隅へ追いやられるのでしょうか?

一度、スターフライヤーを経験すると、病みつきになりそうです。
安くて豪華で快適で、機会があれば利用したいのですが、いかんせん関空まで遠い!
朝夕だけでも伊丹に飛べば間違いなくビジネス客を取り込めると思いますが、伊丹に新規枠は絶望的でしょう。一応、無くすことを前提にした空港だし。

搭乗率低迷で関空便撤退、なんてことにならないよう、これからも応援します。

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