東京→大阪 JRを使わない旅 その2 ~なんとかピンチを切り抜ける~
東京→大阪 JRを使わない旅 その1 からの続き
新宿を朝5:46に出発、小田急で小田原まで向かったのち箱根登山鉄道に乗り換え、箱根湯本まで来ました。
箱根湯本からは、
7:36 箱根湯本発-(箱根登山鉄道)-8:06 小涌谷着
8:17 小涌谷発-(箱根登山バス)-8:33 元箱根港着
8:40 元箱根港発-(沼津登山東海バス)-9:30 三島着
のスケジュールを組んでましたが、箱根湯本に着いたのが7:39。
なんと、土曜日なのに平日ダイヤでスケジュールを組んでいた初歩的なミスが発覚し、箱根湯本からの電車に乗り遅れてしまいました。
急遽、スケジュールを組みなおしたところ、この先、元箱根港8:40発の三島行きのバスに乗らなければこの旅は果たせなくなってしまうのですが、次に箱根湯本を出発する8:00発の電車に乗ると、小涌谷に着くのが8:31。
どう考えても、元箱根港8:40発のバスには間に合いません。
ここで万事休すか・・・
と思いきや、小涌谷から乗る予定の箱根登山バスに注目。
このバスは小涌谷始発ではなく小田原始発で、途中、国道1号線を箱根登山鉄道に沿って、箱根湯本、小涌谷を経由し、元箱根港へ向かいます。
そこで、小涌谷8:17発のバスの時間を調べると、なんと箱根湯本を8:00に出るではありませんか!
電車は途中の急勾配、急カーブやスイッチバックで時間を掛けて山を登って行くので、バスの方が早いようです。
時刻は7:50。
楽しみにしていた箱根登山鉄道の急勾配、30Rの曲線、スイッチバック、それに小涌谷までの乗車券も全てパーになってしまいますが、この旅の目的は大阪を目指すこと。
ぼやぼやしてる間はありません。
ここで急遽予定変更、箱根湯本からバスに乗り換え、元箱根港へ向かいます。
と、そうこうしてるうちに、8:00発の強羅行の電車が入ってきました。
昭和32年に製造された、モハ2形。
レトロな車両も魅力的ですが、写真だけ撮ってここで途中下車。
乗車券は前途無効。
改札を出て、バス停まで約1分。
なんとか間に合ったようです。
左奥の建物が駅舎。
バス停の看板に所要時間が書いてありますが、元箱根港まで33分。
8:00発の箱根町行きのバスは8:33に元箱根港に着くので、このバスでOK。
安心したのも束の間、バスは3分ほど遅れて到着。
整理券を取って乗り込むと、箱根の峠を登って行きます。
バスは国道1号線の峠道を車体をロールさせながら駆け上がります。
運転手のハンドルさばきも軽やか。
バスの大径ハンドルを巧みに操り、遅れを取り戻すかのように飛ばします。
8:35 元箱根港到着。運賃930円。
何とか当初の予定通りに元箱根港にたどり着けました(ホッ)
元箱根港は芦ノ湖畔にある港。
対岸の桃源台港へ向かう海賊船が停泊してました。
今度、機会があれば乗ってみたいなぁ。
って、いつ機会があるかわからんけど・・・
ここから、沼津登山東海バスに乗り換え。
8:40発 三島駅行。
このバス、ネットの時刻表では途中の山中行になってましたが三島駅行でした。
始発であるにも関わらず、バスは3分ほど遅れて8:43に出発。
車内に貼ってあった回数券のポスターが目に入ったけど、こんなボロボロになるまで貼らんでもええのに。
こちらの運転手も軽快なハンドルさばきで峠を下って行きます。
予定より早く、9:25 三島駅到着。
元箱根港から三島駅まではちょうど1000円ですが、この後も使う予定があるので回数券を1冊購入。
降車の際に回数券購入を申し出、1000円を支払います。
100円分だけ切り取って、また冊子ごと運転手へ。
三島からは、伊豆箱根鉄道で修善寺へ。
典型的な地方民鉄。
伊豆観光の足にもなってます。
三島から修善寺までは500円。
9:43 三島出発
このフォント、味があって好き。
ここから30分ちょっと、電車に揺られます。
心地いい揺れに、まぶたが重くなってきました・・・zzz
その3へつづく
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