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2015年6月 7日 (日)

東京→大阪 北陸回りの旅 ~その4~ 秘境駅の筒石駅へ寄り道

東京→大阪 北陸回りの旅 その3からのつづき


東京から北陸まわりで大阪へ向かう途中、秘境駅で有名な筒石駅へ寄り道。
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この駅で下りたのは私だけ。
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ホームに立ってる駅員さんに乗車券を渡す。

この筒石駅、なにが秘境なのかというと、全長11kmもあるトンネルの中にある駅。
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秘境駅と言いつつ駅員さんがいてるのは、ホームの安全確認のため。

地下鉄の駅とは違いトンネルの中にホームだけ付けたような駅で、照明も暗く壁もトンネルのコンクリートそのまんま。
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北陸新幹線開業前はここを時速130kmで特急列車が通過しており、風圧によって強風が吹き抜けて危険なので、ホームと待合室との間は金属製の扉で仕切られている。
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待合室はすごくひんやりしていて、時計の下に掛けられている温度計を見ると14℃。

たぶん冬はあったかく感じるんでしょう。

もちろんケータイの電波は届かず圏外に。
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壁はコンクリートむき出しで、地下水がにじみ出ていたり汚れやコケで黒ずんでいて、まるで地下壕にいるような雰囲気。
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利用目的が違うだけで、物理的には地下壕と同じかも。

待合室から伸びる通路の角を曲がると、ちょっとげんなりしそうな階段がそびえる。
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聞こえるのはピタッ、ピタッ・・・と水の滴る音と、自分の足音のみ。

階段を上ると、糸魚川方面の上り線ホームへ向かう通路と出口との丁字路に。
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自分が上ってきた階段を見下ろすと、吸い込まれそうでちょっと不気味。
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上り線ホームへは、スロープ状の通路を下っていく。
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出口へは逆にスロープを上がっていく。
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構内の電力を供給する電線もむき出しのものもあったり。
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スロープを上がり角を曲がると、さっきの階段よりもさらに長い階段が現れる。
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この階段はトンネル工事の際に使われた斜坑を利用した階段で、階段の脇には斜坑の跡も残る。
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ホームへ向かう曲がり角から先もまっすぐトンネルへ通じているらしい。
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階段を上りきる頃には、ちょっと汗ばんでくる。
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出口にある風よけのついたてを抜けると、駅舎の待合室へ。

待合室には海抜66mのプレート。
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時刻表を見ると、上下それぞれ1日18本。
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すでにJRからえちごトキめき鉄道に移管されたので、運賃表も自社線+他社近隣駅までの表示。
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地下抗入口脇のコンクリートには・・・
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頸城トンネルの工事が始まった時期と思しき1969-4と刻まれている。
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筒石駅の駅舎。
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有人駅だけにトイレも完備。

駅舎の前には、筒石駅を説明する看板。
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改札口からホームまでは高低差40mあり・・・
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私が下りた直江津方面ホームからは290段もの階段を上ってこなくてはならないという。
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「駆け込み乗車はおやめください」と書いてあるけど、この駅では命がけ。

この看板の写真の駅名票はJR時代のものですが、「筒石」の左上にあるJRマークを上から紙を貼って隠していたり。
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駅舎からは道が一本伸びており・・・
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坂を上がると民家が数件あるだけ。
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北陸自動車道の向こう側に、日本海も見える。
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北陸自動車道の橋が架かる絶壁には、きれいな地層も見え隠れ。
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他に人の気配はなく特に見るものもないので、駅へ戻ります。
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この看板の一番下、(カッコ)の中の「地下駅」の前のスペースがちょっと気になったり。

風除けを抜けて、再び地下へ。
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ひんやりした空気がちょっと怖い。
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通路を歩くと、やはり水の滴る音と自分の足音しか聞こえない。
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下り線ホームへの階段を通り過ぎ、さらにスロープを下ると上り線ホームへの階段がありますが、途中で曲がっていて怖さが増幅。
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やっぱり地下壕だな。

ようやく待合室の明かりが見える。
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上り線も同様、金属製の扉が閉められている。
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下り線側にはあった温度計はない。

列車が来ると「プーップーップーッ・・・」というブザー音とともに 列車がきます の文字が点滅。
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すると、遠くの方からコツコツ・・・と足音が近づいてきて・・・


ギャー!


ホームに下りてきた駅員さんだった。

列車が来るまでホームに出ちゃいけないと思ったら、駅員さんが扉を開けて「どうぞ」と言ってくれる。

上り線ホームと下り線ホームは、トンネルの断面積を小さくするためずらして配置。
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駅の壁・・・というか、トンネルの壁に設置されている連絡電話にJR時代の名残をハッケン!
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トンネルの壁からは水がにじみ出て・・・
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ホームに結構な水たまりができてたり。
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遠くの方から空気の流れとゴォーという音を感じると・・・
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明かりが近づいてくる。
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泊行きの普通列車が到着。
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あれ、さっき糸魚川から乗ってきた車両やんか!
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列車に乗ると、車内にいたおばさんが私を見てちょっと驚いた表情に。

このおばさん、窓の外を見て「ここ駅なんだ!」と言うと、こんなところから乗ってきた変人を見るかのような目で、私をまじまじと見てました(笑)


その5へつづく

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