震災で被害を受け仮復旧したひたちなか海浜鉄道 湊線に乗る ~その1~
JR常磐線、勝田駅。
ここ勝田駅から、ひたちなか市を太平洋に向かって伸びるローカル線、ひたちなか海浜鉄道に乗ってみました。
ひたちなか海浜鉄道は3月11日の東日本震災で大きな被害を受け、全線で運休する事態に。
その後復旧工事が進み、訪問した7月15日時点では勝田から平磯まで仮復旧、平磯から阿字ヶ浦間は代行バスによる輸送をしています。
JR勝田駅では、ひたちなか海浜鉄道の切符は4番券売機でしか売ってません。
途中の那珂湊まで350円。
JRの券売機で発売されたので、切符の紋様はJR。
JRの改札を通り、1番線がひたちなか海浜鉄道 湊線のホーム。
ホーム手前に有人改札があり、スタンプで入鋏。
列車は、ローカル線レールバスの定番モデル、富士重工製LE-DC。
このミキ300-103は元三木鉄道で使われていた車両で、三木鉄道が廃止されひたちなか海浜鉄道へ売却された後も三木鉄道時代の塗色のまま活躍しています。
プレート式のサボは、『平磯~阿字ヶ浦間 代行バス』と書かれた仮復旧仕様。
夕方5時頃はほとんどの乗客が通学客。
駅名票は、その駅にちなんだイラストが入ったデザイン文字。
震災で数々の被害を受けた湊線ですが、その中でも道床の崩落やレールのゆがみが特にひどかったようです。
被害の様子はこちらとこちらでどうぞ。
(どちらもウィキペディアの画像へリンクしてます)
たぶん道床が破壊された場所。
バラストが新しく、法面がコンクリートで補強されてます。
この区間もバラストに錆が一切付いておらず、たぶん復旧された場所かと。
勝田を出発して15分、那珂湊に到着。
那珂湊駅には車両基地があり、またレンタサイクルもやってるのでこの様なデザインになったんかな?
この駅ではいろいろ面白いものがありましたが、つづきはその2で。
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