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2012年3月30日 (金)

伊豆急行は普通電車も豪華リゾート電車

首都圏のリゾート地、伊豆・下田へのアクセス線になっているJR伊東線と伊豆急行。

伊豆半島東部を走る伊豆急行は、地方私鉄の中でも特にリゾート色の強い路線。

そんな伊豆急行線に乗ってみました。

JR東海道線熱海駅から、まずはJR伊東線へ。
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伊東線ホームにやって来たのは、大きな前面展望ガラスを持つ特急電車みたいな車輌。
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2100系『アルファ・リゾート21』。

どこからどう見ても特急電車ですが、普通 伊豆高原行き。
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両先頭車の運転席寄りは展望席になっていて、天井まで回りこんだ大きな窓と、裾側は階段状に並んだ座席に合わせ斜めになっている。
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外から見ても、かなり眺めが良さそうなことがわかる。
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展望席は映画館みたいに階段状になっていて、どの席からでも前面展望が楽しめる。
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必ずしも運転席真後ろのガブリ付き席がいいとは限らず、むしろ3列目以降の方がいいかも。

座席背面には小さなテーブルとドリンクホルダーが付いていて、リクライニングはしない。
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大きな窓は前面展望するのに抜群。
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しかも、乗務員室と客席との間に壁もない。
そのせいか、車内放送で「展望席ではお静かに」とアナウンスがあったり。

運転台も高さを抑え奥行きを持たせた構造。
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両先頭車の展望席ではない方は、テーブルを備えた4人掛けのボックス席。
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写真左側が海側になるんですが、海側の方が山側より窓枠が細くて窓が大きい。

さらに山側の座席は1段高くなっているので、山側からでも海の景色を楽しめる。
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中間車は座席が海側に向いてたりして、徹底して乗客に景色を楽しんでもらおうとしている。
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展望車があったり電車の愛称まで付いてますが、でもこれ、普通電車用の車輌。

休日など利用客が多い時など、たまに特急として走るそうですが、基本は普通電車用なんだとか。

さすが伊豆を走る鉄道、リゾート色濃すぎ!


さて、17:38に電車は熱海を出発し、JR伊東線を南下。

この日は夕方から雨も降ってきて、18:04に伊東に着いた時にはすでに暗くなってしまう。
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JR線伊東線はここまで。

伊東から先は伊豆急行線に入るので青春18きっぷは使えない。
車内で伊豆急下田までの乗車券を購入。1570円也。
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せっかくの展望車ですが、すでに日も暮れて真っ暗。
残念ながら景色は見えず。

18:36 伊豆高原に到着。
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ここで伊豆急下田行きに乗り換え。

ホームへ降りると、これまた普通電車のリゾートドルフィンが留置されてる。
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伊豆急下田行きの8000系普通電車。
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リゾート21とはガラッと変わり、ベタな通勤電車。

車内は海側がクロスシート、山側がロングシート。
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クロスシートに使ってるのは、元西武10000系の座席を再利用してるとか。
リクライニングはしないけどリクライニングのレバーが残ってたりとか、背面テーブルの跡もあったり。

19:19 伊豆急下田に到着。
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伊豆急下田で海の幸を食べた後、すぐさま熱海へ戻ります。
駅の券売機で伊東までの乗車券を購入。
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20:06発 伊東行き。
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トランバガテルのラッピング電車。

ふとホームの向こうを見ると、251系スーパービュー踊り子と185系踊り子、復活した100系が留置されてた。
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関西に住んでるとあまりピンと来てなかったけど、熱海から伊豆急下田まで結構時間が掛かるんですね。

ま、疲れない程度に遠くないと、非日常のリゾート感が薄れちゃうかも。

明るいうちだったら海を眺めながら乗れたみたいで、ちょっと残念でした。

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