東京→大阪高速バス紀行 東海道昼特急に乗る ~その1~
今回、東京から大阪への帰路はJRの高速バス『東海道昼特急』に乗ってみました。
東京~大阪間の高速バスと言えば、ドリーム号などの夜行バスが古くから活躍しています。
バス移動はどうしても時間が掛かるので、夜中寝てるうちに目的地に着くという考え方は合理的。
ところが夜行バスは、朝、目的地に着くと、その日の夜まで寝ている状態。
この寝かせているバスを有効に活用しようと生まれたのが、目的地に着いた夜行バスを折り返し日中走らせる『昼特急』。
しかし出張では、日中に東京~大阪を移動のために多くの時間を費やせないので、なかなか乗る機会がなかったんですが、今回、午前中に仕事が引けたので、大阪までの帰路に利用することに。
東京八重洲口の高速バスのりばは、八重洲南口側にある。
東京駅の改装とともに高速バスのりばもリニューアルし、広くなった感じ。
のりばも増え、バスが斜めに着くように。
バスが斜めに停留所に着くことで、発車の際、バックしなくても右にいっぱいハンドルを切れば前進で曲がれてしまう。
今回乗るのは、東京駅14:10発、東海道昼特急317号。
大阪駅まで行く必要がないので、千里ニュータウンまで。
定刻では千里ニュータウン21:57着、所要時間7時間47分です。
高速バスネットで予約したら、2階席の一番前の1A席をアサインされてちょっとウレシい。
大阪行きの高速バスは7番のりばから。
バス停のディスプレイの空席状況を見ると △ になってる。
東海道昼特急317号は不定期便なので比較的空いてるのかなぁと思ってたけど、結構混んでるみたい。
ま、混んでるから運行されるんですがね。
バスのりばの前に、おにぎりを売ってる売店があるんですが・・・
ここの窓に貼ってある
1Fのお席で食べれます!
という「ら」抜き言葉が、すんごい気になってしまう。
典型的な「ら」抜き言葉の文章を堂々と貼りだしてる店で、食べ物を買う気にはなれず・・・
14:00 東海道昼特急317号がのりばに到着。
西日本ジェイアールバスのエアロキング。
車番744-3995からすると、2003年式のような。
すでにのりばには列が出来ていて、後部扉の前で改札。
2階席で最も人気のある前から4列目を見ると、窓枠がないので景色は良さそう。
私も改札を受け、乗車。
2Fへ上がる階段の天井部分で頭をぶつけること幾多(笑)
もちろん2F部分の天井も低く、かなり腰を曲げて歩かなければなりません。
1+2列の独立3列シート。
この車両は、リクライニングすると座面も沈むクレイドルシートを装備。
毛布とスリッパもあります。
最前列ということで足元が狭いんじゃないかと心配してましたが、全く問題なし。
昔のダブルデッカーは2F席にもワイパーが付いていて、このワイパーユニットが鎮座してるせいで最前列の足元が狭かったんですが、最近はワイパーを撤去して足元を広くしている。
その代わり、2Fの前面窓は水滴跡がたくさんこびり付いてる。
2列側も、シート同士はくっついておらず少しすき間があるので、隣人がいても窮屈ではありません。
前後に移動できるくらいの間隔はあるけれど、やっぱり隣に人が来たら気になる。
2F左側最前列に座り発車を待つ。
やはり景色は抜群にいいので、これで隣が空いていれば申し分なし。
ま、混んでるようなので無理かな。
バスは定刻に東京駅を発つ。
信号待ちで止まると、目の前の横断歩道を歩く人々を2F席から見下ろせるので、何だかいい気分。
ダンプの荷台の土砂も見えるくらい。
14:21 国会議事堂の前を左折し、霞が関ランプから首都高へ。
いきなり東名東京→厚木 渋滞20kmの表示。
でも、この時はまだその後の大渋滞を知る由もなく。。。
2F席から見ると、料金所のゲートの天井が近いのでちょっとビビりつつも面白い。
谷町ジャンクションに、14:00に東京を発った急行静岡行きのバスとプリウスがハザードを灯して路肩に止まってる。
接触でもしたんだろうか?
首都高渋谷線では、対抗車線に白バイがウヨウヨ。
何百メートルおきに赤色灯を点けて走っており、車の流れをコントロールしてる様子。
空が広くなったころ、いよいよ東名高速へ。
ここでも渋滞20km 55分の表示。
14:42 東名東京料金所を通過。
料金所を越えたところが東名向ヶ丘バス停。
およそ2分遅れで到着も、ここでの乗客はなし。
14:44 本線に戻ると渋滞の最後尾に。
ここから厚木まで50分の表示。
ほぼ案内の時間通りに渋滞を抜け、速度計アプリでスピードを計測すると制限速度で走っていた。
渋滞の影響で、東名厚木BSを約40分遅れで通過。
16:05 箱根に近づくと、東名高速は左ルートと右ルートに分かれる。
バスは左ルートへ。
ここから、上り線と下り線が交差し、対向車線が左側に来る。
2F席からだと、トンネルに入るのも迫力があり・・・
特に入り口が狭いトンネルだと、天井すれすれ。
ま、実際にはすれすれではないんですが(^_^;)
左手に、JR御殿場線を走る小田急60000形MSEの姿。
再び対向車線と交差して、進行方向右手側に収まる。
16:18 ようやく最初の休憩地、足柄SAへ。
サービスエリア奥にあるバス専用レーンへ。
とは言うものの、きっちり大型トラックも止まってるんですが。
ここで15分間の休憩。
1時間先に東京駅を出発した東海道昼特急15号も休憩中。
1時間先に東京を発ったあと新宿を経由するので、1時間の差も追いついてしまったらしい。
このSAはめちゃイケとコラボしている。
この日この時、三ちゃんの姿は見つけられず。
渋滞で少し疲れたけど、まだまだ先は長い。
この後、さらなる渋滞もあるし・・・
その2へつづく
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