« FTR223でひとりツーリング ~北陸本線・南今庄駅~ | トップページ | FTR223でひとりツーリング ~分断された国道476号線~ »

2017年11月12日 (日)

FTR223でひとりツーリング ~明治時代の柳ヶ瀬トンネル~

FTR223でひとりツーリング。

新疋田駅へ行ったあと(記事)、次に目指すのは今は廃線になった旧北陸本線跡へ。

北陸本線の木ノ本~敦賀間は今では近江塩津から新疋田を経由したルートになり、敦賀からの上り線には北陸本線の見どころのひとつ、鳩原ループ線がありますが、明治時代に北陸本線が開通した時は、今とは違い柳ヶ瀬トンネルを経由するルートでした。

北陸本線が新ルートに切り替えられた後も柳ヶ瀬線として営業していましたが、昭和39年に廃線に。

廃線後の線路は、ほとんどが国道365号線や北陸自動車道の用地に転用されましたが、県道140号線として使われている区間では鉄道時代のトンネルが今でも使われており、そのうちのひとつが柳ヶ瀬トンネル。

柳ヶ瀬トンネルは、明治17年に建設された全長1,352mのトンネルで、開通当時は日本最長のトンネルでした。

そんな明治時代に造られた柳ヶ瀬トンネルですが、廃線後に道路用のトンネルとして転用され、今でも通ることができます。

そんな柳ヶ瀬トンネルへ行ってみることに。
Ftr476fki20

新疋田駅を発ち、国道161号線から国道8号線を経て県道140号線へ。

県道140号線を走っていると、道路脇の茂みにちらほらと旧北陸本線時代の遺構も見えますが、今でも利用されているトンネルのひとつが小刀根トンネル。
Ftr476fki21
県道からは外れている・・・ というか、県道の方がトンネルを避けるように迂回しているこのトンネルは明治14年に完成したもので、今でも通ることができます。、

明治初期の古い規格で造られたので開口部が小さいですが、鉄道用のトンネルの面影がうかがえる。
Ftr476fki22

小刀根トンネルからしばらく進むと、柳ケ瀬トンネルへ。
Ftr476fki23
明治初期の小さな機関車に合わせて造られた鉄道用の単線トンネルを今でもそのまま使っており、トンネル内ですれ違うことができないくらいに狭いため、信号で交互通行になっている。

ただ、全長1km以上もあるので、青信号が極端に短く、赤信号の待ち時間が6分30秒もあるという。

今では信号の横に待ち時間が表示されるようになり、ずいぶんイライラ感も減ったでしょうな。

待ち時間のバーが減ってきた頃、トンネルの中から車が出てくる。
Ftr476fki24

しばらく車が出てこなくなると・・・
Ftr476fki25

やっと信号が青に!
Ftr476fki26

こちら側から車がトンネルへ入って行きますが・・・
Ftr476fki27

3台目で黄色に変わり、再び赤。
Ftr476fki28
次の青まであと6分30秒。

1時間で9回しか入れないトンネル。

信号待ちの間に、脇にある柳ヶ瀬隧道の土木学会推奨土木遺産の碑を読み込める。
Ftr476fki29

6分30秒後、私も次の青でトンネルに入ると、中はほとんど照明はなく、暗くて狭くてひんやりした空気。

中でカーブしていて勾配もある。

さらに、このトンネル内で車輪が空転し立ち往生した蒸気機関車の乗務員が、機関車の煙に巻かれて窒息死する事故も起こっていて、一言で言うと・・・



不気味 (((((;゚Д゚))))



反対側の入口は、緑の茂みの中に吸い込まれていくみたいな。
Ftr476fki30

道路脇には 『萬世永頼』 の石碑と・・・
Ftr476fki31

柳ヶ瀬隧道の解説。
Ftr476fki32

明治に造られたトンネルがそのまま今でも触れられるのは、なかなか貴重。

今回は柳ヶ瀬トンネルを目指しましたが、敦賀~今庄間の旧線にも建設当時のトンネルがある。

ただ、今回は別の目的地があるので、そちらはまたの機会に。

|

« FTR223でひとりツーリング ~北陸本線・南今庄駅~ | トップページ | FTR223でひとりツーリング ~分断された国道476号線~ »

おでかけ」カテゴリの記事

バイク*」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« FTR223でひとりツーリング ~北陸本線・南今庄駅~ | トップページ | FTR223でひとりツーリング ~分断された国道476号線~ »