北関東へ行くと、無性に食べたくなるラーメンがあります。
その店が『石焼らーめん火山』。

店の名前の通り、この店の名物が石焼らーめん。

お昼時ということもあってかオーダーして10分ほどで運ばれてきますが、その前にやらなければならないことが。
まず、テーブルに敷かれている紙、これは単なるテーブルクロス的なものではなく、上の方の角を両手で持ってガードするためのもの。
準備が出来たらラーメンが運ばれてきますが、この時点ではスープが入っていません。
店員さんが別の器にスープを持ってきて、テーブルに置かれた熱々に熱せられたラーメンの器に投入すると・・・
スープが一気に沸騰して煮えたぎる!
真ん中の半熟たまご以外の部分が沈んでしまうという。

このまま2分ほどずっと沸騰したままなので、すぐに食べることはできません。
もしこれが大分県の別府にあったなら、間違いなくラーメン地獄と呼ばれていたでしょう。
この石の器はコンロで320℃に熱せられているそうで、厨房を見ると赤外線温度計で温度を計ってるようでした。
スープ投入後3分ほど経つとようやく泡も収まってきて、食べられるように。

野菜がたっぷり280gも盛られていて、煮込みラーメンみたいな。
実際はごはんとセットになった石焼野菜醤油らーめん、850円也(税別)。

十二分に火が入った野菜がたっぷり、もやしのしっぽが若干焦げているものもあったり。
高温で煮込んでいるおかげで、スープに野菜の甘みが出てすごく美味しい。
あれだけ煮込んでも麺は伸びておらず、しっかりコシがあってもっちりした食感。
ホントに鍋を食べてるような感覚。
本来は、余ったスープにごはんを投入して雑炊みたいにシメるらしいのですが・・・

私はごはんにスープをかけていただく。

さらに、石焼らーめんを頼むと、杏仁豆腐かアイスも付いているので、今回はアイスをいただく。
熱々のラーメンを食べた後にはちょうどいい。
ただ、アイスがカチカチ過ぎて袋がアイスにへばりついてしまい、なかなか袋を剥けなかったのはここだけの話。
味だけでなく見ても楽しい名物ラーメンです。
石焼らーめん火山 小山店
栃木県小山市東城南1-1-32
営業時間: 11:00~22:00(定休なし)
TEL: 0285-31-0082
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